兵庫県立コウノトリの郷公園

公立大学法人 兵庫県立大学大学院大学院 地域資源マネジメント研究科

お知らせ

野外コウノトリの救護について

豊岡市内の水路にて、動けなくなっていた1羽を下記のとおり救護・解放しましたのでお知らせします。

1.該当個体

J0001オス(1オス06R)〈足環〉左:黒黄 右:黒黒

2.救護の日時

2021年04月04日(日)午後

3.救護の場所

兵庫県豊岡市野上近隣の水路

4.経緯

4月4日(日)午後

「衰弱したコウノトリがいる」と当園に救助要請があり、駆けつけたところ、水深約60cmの水路で、体を半分ほど水につけた状態で低体温症のため動けなくなっている個体を発見し、収容する。加温した注射などの処置により夕方までには起立できるようになる。
この個体は、豊岡市内の人工巣塔(野上巣塔)で繁殖しているペアのオスで、この巣塔では3月29日に産卵したことが推定されています。
数日間は入院させ体力を回復させる方が良いのですが、交代相手が帰ってこないまま1羽で抱卵を続けているメスが、採餌のために巣を離れてしまうと、冷えた卵はふ化しなくなってしまいます。また、カラスや他のコウノトリが来て卵を割ってしまうこともあります。
そこで、翌朝、飛行可能な状態にまで回復していることを確認してから、巣塔のそばで解放しました。田んぼをウロウロとしばらく歩き回っていましたが、巣に接近してきた他のコウノトリに気付くとすぐに飛び立ち、追い払った後、無事に巣に戻りました。オスの受難のことを何も知らないまま丸一日近く抱卵を続けていたメスは、ようやく交代することができ、採餌へと出かけていきました。

順調に進めば、野上巣塔では5月2日頃にヒナがふ化する見込みです。

 

20210404 野上ペア♂救護 クラッタリング

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