兵庫県立コウノトリの郷公園

公立大学法人 兵庫県立大学大学院大学院 地域資源マネジメント研究科

お知らせ

野外コウノトリ200羽到達について

野外コウノトリが200羽に到達したことを受け、当公園長の江崎保男のコメントを紹介します。

令和2年6月25日

野外コウノトリ200羽到達に関する園長コメント

 

兵庫県立コウノトリの郷公園長 江崎 保男

 

国内の野外コウノトリの個体数が100を超えるのに12年かかりましたが、その後、わずか3年で倍の200に達しました。野外の繁殖ペア数が増加し、これにともなって巣立ち個体数が急増した結果に他なりませんが、関係の皆さまのこれまでのご努力や思いによって、200羽というひとつの節目を迎えることができたことに感謝しています。また、兵庫県立コウノトリの郷公園が進めてきたコウノトリ野生復帰の取り組みが間違っていなかったことを改めて実感しています。

野外コウノトリの個体数が200に達した場所が、老舗の豊岡市内でなかったことは、全国に繁殖地が拡大し、どの地においてもコウノトリ野生復帰に大きな展開が起こりうることを意味しています。

これまでは、コウノトリの個体数という量が注目されてきましたが、今後、野外個体群の存続可能性を高めるには、質、すなわち遺伝的多様性の向上が求められます。また引き続き、全国各地でコウノトリが生息・繁殖できるだけの餌を保証する、環境収容力の向上が、必要であることは言うまでもありません。

野生個体群が存続していた1955年に始まった、「官民」一体の保護運動から、飼育下での増殖を経て、1999年に「学」として参入した、兵庫県立コウノトリの郷公園による2005年の野生復帰開始まで、50年かかりました。今年の200羽到達は、コウノトリ野生復帰のゴールまでの一里塚にすぎませんが、今後とも、全国の皆様とともに、「官民学の連携」を一層深めていきたいと思います。

 

今シーズンの野外コウノトリの巣立ちや、その他の野外コウノトリについてのトピックスを特設ページでまとめて紹介します。

詳しくは「全国の野外繁殖状況2020」をご覧ください。

 

さて、県立コウノトリの郷公園では200羽到達を記念して、園内に横断幕やのぼりを設置しています。
また、6月28日(日)までは来園者の皆様に記念缶バッヂを無料配布しております(お一人様一個)。
この機会に、ぜひ郷公園にご来園ください。
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