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人間の営みの巨大化によって、われわれの日常の活動そのものが地球環境を傷つけるようになった現在、「自然に調和した人間生活のあり方」を科学的に探る新しい学際的な学問領域の創造が大学に求められています。この分野においては、「自然のしくみ」が「人と自然のかかわり」を基礎にしてあきらかにされなければならず、広い学問分野の研究者が協力しあう総合的な研究体制を整えることが必要になります。
また、地域的な自然保護・環境保全の問題も、今日の地球環境問題と切り離して考えることはできません。研究を積極的に推進し、その成果を公表するとともに、社会の要望を受けて自然保護や環境保全のための学術支援を行うことは、大学の地域社会への貢献という視点からも、大学に課せられた今日的な責務であるといえます。
さらに、自然・環境問題は、人々の生活スタイルや価値観にもかかわる問題であり、広く市民を対象とした学習支援活動も必要です。したがって、この問題に関するさまざまな支援活動を行うセンター的な役割を担うことも、大学に望まれています。
兵庫県立大学 自然・環境科学研究所は、これらの要望に応えて、自然及び環境の総合研究を行い、学術の発展と「自然と調和した人間社会」の創造に寄与することを目的として設置されました。
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