野外コウノトリ

野外個体数

表.野外個体数(2017年2月11日現在).一時的に収容されている個体がある場合,その数(内数)を括弧の中に示しています

西暦年 ハード
リリース
ソフト
リリース
(成鳥)
ソフト
リリース
(幼鳥)
野外
巣立ち
野生個体 合計
2005 3 3
2006 1 4(1) 1 6(1)
2007 2 2
2008 2 4 6
2009 6 6
2010 6 6
2011 5 5
2012 9 9
2013 3 6 9
2014 2 8(1) 10(1)
2015 3 8 11
2016 4 12 16
野生個体 1 1
合計 4 6(1) 15 64(1) 1 90(2)

【参考】
表.兵庫県以外でリリースされたコウノトリの数(2016年9月25日現在)

西暦年
放鳥場所
ハード
リリース
ソフト
リリース
(成鳥)
ソフト
リリース
(幼鳥)
野外繁殖
巣立ち
野生個体 合計
2015
野田市
2 2
2015
福井県
2 2
2016
野田市
2 2
2016
福井県
2 2
合計 4 4 8

野外コウノトリの扱いについての方針

(2014年10月29日)
兵庫県立コウノトリの郷公園では一旦野生に戻したコウノトリは「野の鳥」として、原則、手を触れない方針です。ただし、以下に該当する場合はその限りではありません。

  • 個体識別のため、主には巣内ビナ期に脚環を装着する場合
  • 当該個体を収容し治療することが、野生個体群の維持・再生に有益である場合(つがい個体の収容治療、近親婚解消、脚環の不具合解消等)
  • シカ除けネットに絡まる等の一時的拘束状態にあり、拘束がなくなれば再び自力で野に帰る、あるいは、たとえ外傷があっても少しの治療を加えることにより治癒可能で、自力で野に帰ることが可能と判断される場合

なお、上記の判断はその都度、地域住民の思いに配慮し、慎重に行うことにしています。

野外個体のカウント法

(2013年9月15日)
兵庫県立コウノトリの郷公園は、2005年の放鳥開始以来、野外に生息するコウノトリの個体数変化を逐次、お知らせしていましたが、野外個体数の増大にともない、従来のカウント法では正確な情報をお伝えできなくなりました。そこで、2013年9月15日以降は、以下の考えに基づいた、個体数のカウント法を採用しています。たとえば、従来は、長期にわたり確認できない個体も、国内に生存していると仮定して野外個体に含めていましたが、それらの個体はすでに生存していないかもしれませんし、あるいは大陸に渡ってしまって、国内にはいないのかもしれません。そこで1年以上確認記録がない個体は少なくとも国内には生息していないと考え、野外個体から除くことにしています。また、2013年からはじめた巣内での完全標識以前は、巣立った個体の完全捕獲ができなかったので、ごく一部ですが未標識個体がいます。これらは1歳以上になると成鳥羽になり、冬季に大陸から飛来する個体とも区別できないのが実情です。<野外個体のカウント法>足環の装着により個体識別ができ、国内に生息していることが確認できる個体のみをカウントすることを原則とする。ただし、未標識でもペアになり定着している個体は、コウノトリが一夫一妻で、原則つがい相手を変えないことが証明されているので(Ezaki & Ohsako, 2012)、現存数に含めることにする。(祥雲寺ペア♀:エヒメ,山本ペア♂:J0011)
野外現存数の算出法
ア)全てのリリース数+全ての野外巣立ち数+野生定着数
イ)飼育下回収数+死亡数+行方不明数+未標識1年以上経過数+一時収容数
ア-イ=野外現存数用語の説明

  • 1年以上所在が確認できない個体を「行方不明」と呼び、現存数から除く(2013年9月現在では、2007年百合地巣立ちのJ0003、2009年ソフトリリースによるJ0400の2個体)。
  • 野外で巣立った後,捕獲・標識ができなかった個体は、1年間は明瞭な幼鳥羽が残っているので、ゼロ歳個体として、その総数算出が可能だが、これを過ぎると2歳以上の他の未標識個体と区別がつかなくなる。そこで、これらは生存している可能性があるものの、「未標識1年以上経過」と呼び、現存数から除く(2013年9月現在では、2009年伊豆ペア、2012年戸島ペア、2012年永留ペアの子、各1個体)。
  • 個体管理や緊急保護などのために一時的に収容している個体を「一時収容」と呼び、現存数から除く(2013年9月現在では、2013年百合地ペアの子、J0063)。
(バナー)コウノトリの郷公園公式Facebookページ
(バナー)足環カタログ
(バナー)キコニアレター
(バナー)園長日記
(バナー)コウノトリ野生復帰グランドデザイン
(バナー)学術雑誌「野生復帰」
(バナー)コウノトリ飛来時の対応パンフレット
(バナー)コウノトリの郷公園パンフレット
(バナー)コウノトリファンクラブ
(バナー)豊岡市コウノトリ文化館